春になるとニョキニョキと元気に頭を出す筍も、

荒れ果てた竹林では伸び伸びと成長することは出来ません。

 

放置林も下草を刈ったりいらない枝を切り落とし整備するように、

竹林でも同じような手入れをしてあげるといいですね。

竹は放置していると、どんどん守備範囲を広げますから

数年の年月を経ると杉の木を取り囲んでしまいます。

 

当然、杉の生育には良い影響は与えませんから

竹林の中で折れてしまうことが普通にあります。

 

竹はしなるので、重い杉の木を支える状態になりますので

大風や台風などの時は、竹林は大変な危険地帯となります。

 

いくら弱った木とはいえ、地面に木が倒れ落ちると人間はひとたまりもありません。

密の状態の竹、弱った木、どちらにとっても竹の間引きは大切な事ですね。